実は怖いかちかち山
おとぎ話で有名なかちかち山ですが、その原作はより残酷なものでした。
1.狸が道具を使っておばあさんを殺害
たぬきはいつも悪さをしており、ある日おじいさんに捕まってしまいました。その後、たぬきは縄で縛られ、たぬき汁にされそうになりましたが、おばあさんに「もう悪さはしません、家事を手伝います」と言って縄を解いてもらいました。しかし、たぬきは杵でおばあさんを殺害してしまいました。
2.おばあさんを調理しておじいさんに食べさせる
たぬきは殺害したおばあさんを煮込み、おじいさんに食べさせました。カニバリズム的な描写のシーンです。おじいさんはそれに激怒しました。その後、ウサギがたぬきに仇討ちをしてくれることとなります。
3.うさぎが攻撃的
うさぎは釣りに行こうとたぬきを誘い、大きな泥の船と木の船を用意しました。強欲なたぬきは大きな泥の船で釣りへ出かけますが、泥なので沈んで行きます。うさぎに助けを求めますが、うさぎはオールのようなものでタヌキを沈めました。
かちかち山は有名な話ですが、意外と残酷な面が多くあります。昔話なども原書を見てみることをしていきたいなと思います。